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  季節のぶらり旅 No.3

■羽村の堰〜根搦前水田(東京)


〜多摩川上流の文化財と花めぐり〜

   玉川上水の起点、羽村の堰周辺は多摩川の土手道や川沿いの雑木林など、水と緑に触れる気持ちのいい散歩道だ。四季折々の花が咲く根搦前水田では初夏〜夏にかけてボタン、シャクヤク、古代ハスなどが見られる。鎌倉時代に掘られた「まいまいず井戸」や玉川上水ゆかりの玉川兄弟像など見どころも多い。

玉川上水 禅福寺 切妻造りの四脚門
玉川上水
禅福寺 切妻造りの四脚門


【コースガイド】

 羽村駅の改札を右に出て、西友の先がまいまいず井戸。すり鉢に掘られた井戸で、昔の人の知恵に感心してしまう。コース中はお店がないので西友でお昼を調達しておこう。駅に戻って青梅線の西側に出る。駅を背にまっすぐ進んで禅林寺へ。山門は江戸時代の建築で裏の墓地に羽村出身の作家、中里介山が眠る。
 寺に沿って道を曲がりまっすぐ行くと羽村橋の先が多摩川。羽村堰下橋を渡り、土手伝いに郷土博物館を目指そう。博物館から土手道を戻り、羽村堰下橋を渡って左へ行くと玉川上水を築いた玉川兄弟像が立つ。この先が玉川上水の起点で、水路に沿って木立が続く。水上公園通りを歩いて、茅葺きの四脚門がある禅福寺へ。少し下りになって広々とした根搦(ねがらみ)前水田に出る。春は一面のチューリップ畑になり、季節ごとに違った花が楽しめる。
 二階建の山門がある一峰院の前を南へ。多摩川に突き当たったら阿蘇神社の南参道を歩こう。雑木林が続き心地よい風が吹いてくる。阿蘇神社から裏手に出てすぐ右へ行き、間坂の信号で奥多摩街道に出る。玉川神社の前から一中通りに入ると羽村駅に出る。


【立ち寄りスポット】

まいまいず井戸:「まいまいず」とはかたつむりのことで、井戸の底まで渦巻き状
にまわりながら掘り下げられている。鎌倉時代に造られて公共水道ができる昭和35年
まで利用された。
   
羽村市郷土博物館:玉川上水に関する資料や小説「大菩薩峠」の著者、中里介山に
関する資料を展示。館庭に江戸時代末期の旧下田家住宅も展示されている。開館/8
時40分〜16時30分 休館/月曜 入館無料 TEL042・558・2561

【交通】  JR青梅線羽村駅下車
【モデルコース】
羽村駅→まいまいず井戸→禅林寺→羽村市郷土博物館→禅福寺→一峰院→阿蘇神社→羽村駅
コースマップなど詳細は「多摩あるくマップ」(けやき出版)に出ています。

 


(C)Fumiko Murakami & Hiromi Iyoda

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